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フレンチ・アール・デコの室内装飾と素材のストーリー

category: Alexander Lamont release: 2020-06-01 (Mon)

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アール・ヌーボーの有機的デザインの時代を経て、次の時代に当たるアール・デコで新たに加わったデザインの特徴は、より単純化された直線・幾何学を使ったシンプルなフォルムと言えます。そこで空間をラグジュアリーにするための手法として注目された一つが「素材」です。

ジャン・ミッシェル・フランクは、室内の壁にライ麦の寄せ細工であるストロー・マルケタリーやパーチメント(羊皮)といった素材を使用しました。マイカ(雲母)、シャグリーン(エイ皮)で室内の装飾品をデザインしたことでも知られています。またアイリーン・グレイの漆は日本の漆工芸家である菅原精造との出会いにより当時の富裕層に人気を博します。いずれも生産に手間のかかる凝った室内装飾品で当時注目された素材であり、約100年を経た今でもそのスタイルはホテルデザイン・住宅など幅広い分野で空間演出のエッセンスとして使用されています。アール・デコの素材に触発された物づくりを行うアレキサンダー・ラモントの原点とも言える素材について、アーネストブログ(アーネストホーム様ブログ / 外部リンク)でご覧いただけます。



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第一回フレンチ・アール・デコの室内装飾に見る稀有な素材
https://earnest-arch.jp/blog/2020/05/post-310.html

 

 

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第二回アレキサンダー・ラモント - 素材のストーリー / ストロー・マルケタリー、漆、ジェッソ
https://earnest-arch.jp/blog/2020/05/post-311.html


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第三回アレキサンダー・ラモント - 素材のストーリー / シャグリーン、パーチメント、ブロンズ

https://earnest-arch.jp/blog/2020/05/post-312.html

 


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最終回アレキサンダー・ラモント 2020新作コレクション"Sirena"

https://earnest-arch.jp/blog/2020/06/post-313.html