神話やものの持つ力から触発された造形のストーリー「SIRENA」

シレーナは、アレキサンダー・ラモントの社長でありデザインディレクターのアレックス・ラモントと、ロス在住のブラジル人デザイナー、アントニオ・ダ・モッタによる協働で完成した家具、照明、ウォールアートの2020年コレクションです。象徴性とものの持つ力を呼び起こすインスピレーションがコレクション全体で探求され、力強いフォルムと繊細な質感をラモントの職人の技巧によって生み出しました。

 シレーナ・コレクションは、アフリカの神話と物のもつ力を解釈し、そのエネルギーが素材に吹き込まれています。デザインはラモントの職人たちの手技と融合し、独自のかたちでフォルム・ライン・テクスチャー・カラーを使って、新たなイメージで作られました。

シレーナコレクションで使用されるブロンズ製法の歴史は、数千年前まで遡ります。この古くから伝わる力強い造形を使用し、さらに虹色に輝くスカラベの鞘翅、光に呼応する大理石、繊細な卵殻、焦げたオレンジに光るストロー・マルケタリー、そしてラピス調の塗装が加わります。優れた職人技術によるエネルギーによる色と質感の世界が芸術的に脈動するアイテムが揃いました。

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